みなさま、山形県にある銀山温泉をご存知ですか?
実はここ、ノスタルジックな雰囲気に包まれており、大正ロマンを感じられる場所として、密かな注目を浴びつつあるんです。
NHKの連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことでも有名で、おしん世代の方は知っている人も多いと思います。
また、おしんは海外でも広く放送されていますので、おしんに影響されて、この地に観光にやってくる外国人もいるんだとか。
それでは、今回は大正ロマンただよう銀山温泉を特集したいと思います。
銀山温泉ではこんなとこから大正ロマンを感じられます
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古めかしい建築物
銀山温泉の旅館は、どこも大正時代から昭和初期に建てられており、木造建築で非常に趣のある造りになっています。どこも三層から四層の木造バルコニー建築が基本となっており、当時としてはなかなかモダンな建築様式だったようです。
温泉街全体が伝統を残し、活かしていく街づくりをしているため、1歩中に足を踏み入れれば、まるで大正時代にタイムスリップしたかのような感覚を体験できます。
せっかくなら、洋服ではなく、和装をして出かけてみたいですね。和服の方が記念写真も一層映えることでしょう。
柔らかな光を放つガス灯
大正ロマン感をかもしだしているアイテムのひとつに、ガス灯が挙げられます。
ガス灯とは、ガスによって光を灯すタイプの照明で、街灯としても広く使用されていましたが、白熱電球の発明により、次第にその姿を見ることは少なくなりました。
近年では各地でLED電球を使用した街灯も登場するようになりましたが、銀山温泉では今でもガス灯が使われています。
そして、雪が降り積もったときの銀山温泉はとても素敵です。 白銀の雪をガス灯の柔らかな光が照らす光景は、非常に美しく、人々を魅了するそうです。
是非一度見てみたいですね。
郵便ポストも昔ながら
銀山温泉では、各所で趣のあるものを見ることが出来ます。
郵便ポストでさえも、現在一般的に設置されている四角タイプのモノではなく、昭和初期まで使われていた丸形タイプが設置されています。
そして、銀山温泉の中心には川が流れているのですが、その川を渡るための橋がいくつも架けられています。もうその橋でさえも、情緒があるように感じます。
なぜだか橋って、どこにいっても絵になりますよね。
さまざまな舞台の地になっています
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おしんの舞台となったことで脚光を浴びる
1983年から1年間にわたって放送された連続テレビ小説のおしん。全297話あり、その平均視聴率は52.6%を記録しています。最高視聴率ではなく平均視聴率が50%を超えているのですから、もはやモンスター級のドラマです。
そのおしんの舞台となったことで注目を浴び、この地を訪れる観光客も増加しました。
ちなみに、おしんは2013年に映画化されているんです。知っていました?
ラブひなの聖地でもある
物語の舞台となったのはおしんだけではありません。
漫画家の赤松健さんによる作品「ラブひな」の舞台も、銀山温泉がモデルになっているという。
ラブひなとは、1990年代後半から連載が始まった、ドタバタラブコメ系の漫画なのですが、テレビアニメ化されるほどの人気を博しました。
気になる方は…アマゾンで取り寄せてみましょう。
銀山温泉グルメを味わおう
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はいからさんのカリーパン
銀山温泉街には、はいからさん通りという名前の通りがあり、そこの名物となっているのがカレーパンです。
現地では「はいからさんのカリーパン」として販売されており、観光客には大人気。
パンはカリッと揚げられており、中のカレーは若干スパイシーな味がするそうです。どんな味か気になりますね。銀山温泉に行った際には、是非食べてみましょう。
スワローネのビーフカリー
古勢起屋(こせきや)別館のスワローネというお店では、特製ビーフカリーがいただけます。
「カレー」ではありません。「カリー」なのでご注意を。
どこか懐かしい味のするカリーで、洋の文化が入り混じった、いかにも大正らしい食事ですね。
名物 亀まんじゅう
温泉街の中に、「かめや」という饅頭屋さんがあります。
そこで販売されているのが亀まんじゅう。
亀の形をした一口サイズの饅頭で、中には上品な甘さのこしあんが詰まっています。
お土産として購入しても良いですし、亀まんじゅうを食べながら付近を散策するのも良いのではないでしょうか。
銀山温泉といえば亀まんじゅう。覚えておきましょう。
まとめ
銀山温泉はいかがでしたか。
飛行機で行く場合は、山形空港から、車でだいたい1時間程度のところにあります。
大正ロマンを感じたくなったら、銀山温泉に足を運んでみるのがベストだと思います。
温泉に浸かって、身も心も温めましょう。
それでは、また!
最後の最後に
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