話し言葉で使用されるものだけが、日本語ではありません。
インターネットの世界だけでしか通用しないような言葉、スラングが存在します。
ネットスラングについては、各国の言語でそれぞれ存在しますが、今回は日本で使用されるネットスラングについて、難易度のレベル別にご紹介していきます。
今からでも遅くはありません。
これを読んで、一緒に勉強していきましょう。
初級 なんとなく意味が分かるレベル
自宅警備員
職業を聞かれたら、「自宅警備員」と答えます。
警備員ですか…危険を顧みず体を張るお仕事なんて立派です!なんて思ってはいけません。
警備するのはあくまで「自宅」ですから。
要するに、学校も通っておらず、働く気力もない「ニート」を指すスラングです。
「自宅警備員」パッと聞くと、なんか格好いいですが。
ググれ
会社の同僚や友人に質問をしたところ、「ググれ」と言われることもあります。
「ググれ」はインターネットの検索エンジン「Google」で検索して調べろという意味です。
今の時代、なんでもGoogleで検索すれば答えが出てきますから。
便利な時代になったのはありがたいですが、わざわざ辞書を引いていた時代も懐かしいですね。
ちなみに、インターネット上の百科事典「wikipedia」で調べろと言いたい時は、「ウィキれ」と言えば大丈夫。
乙
「乙」は「おつ」と読みますよね。
「おつかれさま」という意味です。
親しい間柄であれば、口語で「オツ」と言っても違和感はないでしょう。
ねぎらいの言葉を使いたいときは「乙」で。
中級 ちょっと考えれば分かるかな
うp
「うp」は「Upload(アップロード)」のことです。
画像ファイルをインターネット上にアップロードした時に、「うpする」なんて言ったりします。
こうゆうネットスラングは、一番最初に使用した人も、やがて皆が一般的に使用することになるだろうとは、思ってもみなかったことでしょう。
disる
英語の接続詞「dis」を、無理やり日本語のスラングにしてしまいました。
読み方は「ディスる」です。
相手を軽蔑したり、馬鹿にしたりする時に使用します。
もとはヒップホップを歌うラッパーの間で使われていた言葉だったようですが、現在ではインターネットの中でも使用されるようになりました。
リア充
「リア充」とは、「リアルが充実している人」の略語です。
特にリア充の定義はありませんが、友達も多く人生を楽しんでいるような人、彼氏・彼女がいる人は、リア充と呼ばれます。
リア充ではない人は「非リア」といいます。
また、リア充を非難するときには、「リア充爆発しろ」というのがお決まりのセリフです。
上級 もはや意味を知らないとなんのことやら
wktk
少し前には、この「wktk」がしきりに使われていました。
日本語にも読めませんし、英語でもありません。
もはや、何を意味しているのか、意味を知らないことには全く想像がつきません。
「wktk」は「ワクテカ」と読みます。
もう少し説明すると、期待が高まり「ワクワクテカテカ」している状態のことです。
難しいぜネットスラング!
スイーツ(笑)
決してデザートの事ではありません。
流行に流されやすい女性のことを「スイーツ(笑)」と表現します。
数年前、日本ではデザートという名称を、なんでもスイーツと表現する風潮がありました。
そのような経緯があり、あまり物事を深く考えずに、流行を追う女性を嘲笑する意味で生まれたスラングです。
褒め言葉ではありませんので、「スイーツ(笑)」と言われたら怒って大丈夫です。
中二病
中二病…そんな病気は世の中にありませんので、お医者さんの前で中二病だなんて言わないようにしましょう。
中二病とは、14歳ぐらいの中学2年生の子供がやりそうな事、考えそうな事を大人になってもしている人を指すスラングです。
例えば…
・急に哲学を語り始める
・権力のあるものには、過剰に反抗する
いかがですか?
あなたは中二病じゃないと言い切れますか?
JK
「JK」には二通りの意味があります。
一つ目は「常識的に考えて」の意味。
常識の「J」と考えての「K」を合わせた造語です。
二つ目は「女子高生」の意味
女子の「J」と高生の「K」を合わせたもの。
同じ「JK」でもまったく意味が異なるものになりますので、使用場面を察して、意味をくみ取るようにしましょう。
使いどころを間違えると、思わぬ変態になってしまいます。
まとめ
日本のネットスラングはいかがでしたでしょうか。
日本人にとっても理解するのが難しいのですから、外国人の方が初めて聞いたら、何のことやらチンプンカンプンな状態になってしまうでしょう。
そして、まだまだ他にもネットスラングは存在します。
またの機会にパート2ということで、紹介できればと思います。
それでは、また!
最後の最後に
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