2月3日は節分です。節分とは季節の変わり目を指す言葉であり、春夏秋冬と4つの季節がありますから、実は節分は年に4回あるのです。ですが、現在では節分といえば立春の前日である、2月3日を指すようになりました。

そして、2月3日という日付も毎年決まってはいません。1985年から2024年ごろまでは2月3となるそうですが、あくまで節分は立春の前日とされているため、立春の日がずれると、節分の日も変わってきます。

節分の日に日本で何をするかというと、豆まきをして恵方巻を食べるのが全国的な風習となっています。恵方巻とは太巻き寿司のことで、その年の恵方を向いて食べると良いとされています。
ちなみに、2015年の恵方は西南西です。

それでは、今回は日本の節分について、ご紹介していきたいと思います。

節分には豆をまいて鬼を外にやりましょう

どうして豆を投げるの

季節の変わり目には邪気が生まれやすいといわれています。
もともと日本では大晦日に鬼を祓うため、追儺(ついな)と呼ばれる行事が宮中で行われていました。これが節分のルーツになるものであり、次第に節分は豆まきの行事へと変わっていきました。

豆をまく習慣自体は中国から伝わった文化で、日本ではメジャーな行事となりましたが、今でも中国には豆をまく習慣が残っているのでしょうか?

鬼は外、福は内

節分にやってくる邪気とは鬼のことです。
鬼については、こちらの「最強、最恐モンスター!日本の妖怪、鬼は身近な存在なんです」をご覧ください。

本当に鬼がやってくることはありませんが、人が鬼のお面をかぶり、鬼のまねをすることは、節分の日によく見られる光景です。
鬼役になった人は、何も悪いことはしていないが、皆から豆を投げつけられる。損な役回りです。

そうやって鬼を外に出すことで、福を内に呼ぶのです。「鬼は外、福は内」といって豆を投げるのが一般的。

なぜ鬼を退治するのに豆なのかということですが、魔を滅するという意味で「魔滅」といった語呂合わせが始まりだとも言われています。
※諸説存在します。

歳の数だけ豆を食べます

豆を投げた後は、自分の年齢と同じ数だけ豆を食べます。
豆を食べることには、1年間の無病息災を願うという意味が込められています。

そして、このときにポイントとなるのが、豆は必ず炒ったものを使用するということです。
もし炒っていない豆をまき、それを拾い忘れた場合には豆から芽が出てしまいます。そうなるととても縁起が悪いこととされるため、必ず炒った大豆を使うようにしましょう。

豆をまいた後の掃除が結構面倒なんですよね。

新しく広まった恵方巻の文化

恵方を向いて太巻き寿司を食べる

節分には、豆まきだけではなく、太巻き寿司を食べる習慣もあるのですが、ただ食べればよいわけではなく、ちょっとしたルールが存在します。

まず、太巻き寿司にはかんぴょうやきゅうり、玉子など、7種類の具材を使用します。これは、福を呼び込むという七福神にちなんでのことです。
七福神については、「それぞれの役割知ってる?日本の七福神の名前と役割」をご覧ください。

この太巻きは一口サイズに切ってはいけません。1本丸ごとかじりつくのです。切ってはいけない理由としては、「縁を切らない」という意味が込められているそうです。

そして、恵方と呼ばれる、その年に吉となる方角を向いて食べる必要があります。この恵方は毎年変わるので、必ず事前にチェックしましょう。冒頭でも述べましたが、2015年の恵方は西南西です。

また、太巻き寿司を食べるときには、一本食べ切るまで言葉を発してはいけません。無言で食べるのです。決して途中でおしゃべりをしてはいけません。

いつもの楽しい食卓が、この時ばかりは静まりかえります。

コンビニチェーンが全国区へ

もともと節分に太巻きを食べる習慣は、関西地方の一部でみられる習慣でした。
しかし、それが今や全国区の行事となり、日本を代表するイベントとなりました。

そうなった経緯には、コンビニチェーンが深く影響しています。
1月後半から2月初旬にかけてコンビニは閑散期に入るようで、その時期に売り上げを伸ばしたいと思い、考えたのが恵方巻のキャンペーンでした。

恵方巻の普及活動は以前から行われてはいましたが、全国展開するコンビニが大々的に宣伝したことで、一気に知名度があがりました。
そして今では誰もが知る行事となり、スーパーなどでも恵方巻の販促キャンペーンが毎年繰り広げられています。

全国各地の変わった節分

鬼の目玉をぶっ飛ばせ

千葉県の報恩寺(ほうおんじ)での豆まきは、一風変わった掛け声を聞くことができます。
それは「福は内、鬼も内、鬼の目玉ぶっ飛ばせ!」というものです。

鬼の目玉をぶっ飛ばすとは…なんとも猛々しいですね。
なぜこのような掛け声となったのでしょうか。

鬼は内、福は外

「鬼は内、福は外」という掛け声で豆をまくお寺や家庭もあるそうです。
思わず、逆!逆!と突っ込みたくなりますよね。

そのような掛け声をするのは、鬼を祀っている社寺だそうです。確かに鬼は外!と叫ぶわけにはいきませんね。

また、鬼頭さんや鬼塚さんなどの、苗字の一部に「鬼」の字がはいる家庭でも、鬼は内!と言ったりするそうです。

大豆ではなく落花生

節分には炒った大豆をまくと、先程説明しましたが、中には落花生を用いる地域もあります。
東北地方や北海道では、落花生を使用する率が高いそうです。

落花生であれば、豆をまいた後の掃除の手間が省けて、効率的ですね。
でも、鬼役にとってみれば、大豆よりも落花生の方が痛そうです…

まとめ

日本の節分はいかがでしたか。

鬼には外に行ってもらって、1年間を良い年にしたいです。
そして、2月4日は暦の上では立春となり、春がやってきます。春と呼ぶにはまだ寒すぎますが、これから寒さが少しずつ和らいでいくと思うと少しばかり嬉しいです。

皆さんも豆まきをして、恵方巻を食べて、怪我や病気のない健康的な1年にしましょう。
それでは、また!

最後の最後に

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