焼き物には大きく分けて”陶器”と”磁器”があり、勝村氏の作品は、磁器を基本としている。磁器は”石もの”とも呼ばれるように、陶石とよばれる岩石が主な原料となっているため、土っぽさを感じる陶器とは異なる点が多い。磁器には光を通すという特徴があり、叩いてみると金属音のような澄み切った音がして、陶器とはまた違う魅力を感じられる。

もともとはオブジェといった造形物を制作していた勝村顕飛氏。オブジェを手掛けていたから、器においても面白味のある形を表現できる。そして器だけでなく、照明の分野でも作品を手掛けており、勝村顕飛にしか表現できない造形を求め、日々制作している。

器の表面に施されるデザインは、線象嵌という技法を用いて施されています。象嵌とは、一つの素材に異質の素材をはめこむ技法のことを指し、勝村氏の場合は、磁器の表面を針で線状に削り、そこに顔料を流していくため、”線”象嵌と呼んでいる。

焼き物というと、成形→素焼き→施釉→本焼きという順番で作っていくのが一般的ですが、勝村氏の作品は成形→線象嵌→本焼きという流れで完成します。素焼きや施釉の作業はありませんが、工程の要所要所ではこまめに研磨したり、乾燥具合をつぶさにチェックしたりと、とても多くの手間がかけられています。

器の表面には釉薬がかかっていませんが、決してざらついた質感にはなっていません。逆に、手に取ると非常に滑らかな質感に仕上がっていることが分かります。それは焼成前の各工程では表面をきれいにし、本焼き後は研磨がされているから。手に持っても心地よい器となっています。

勝村氏の作品は、どれも今まで目にしたことのないようなユニークなものばかり。オブジェといった造形物を手掛けてきたから、器にしてもありきたりなデザインではなく、ユーモアのある器が出来上がる。

【眺めるだけでも楽しい器】
使うという用途以外にも、器自体を目で見て楽しむことができます。表面には線象嵌技法で描かれたユニークなデザインがあしらわれており、いつもの食卓をちょっぴり楽しくさせるアイテムとなっています。
【さまざまなデザイン】
器に施されているデザインは、青海波のような日本古来の伝統的な柄から、「馴鹿」という漢字をモチーフにしたものまでさまざま。
ちなみに「馴鹿」は”トナカイ”をさす言葉なんです。
こんなユニークな器、他には見たことがありません。飯椀と中鉢の2タイプを用意しています。お気に入りの一品をご選択ください。

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