金属でありながら温もりを感じる錫

金属の中でも柔らかい部類に属する錫。金属の製品というと、無機質なイメージを抱く人も多いが、錫は違う。一度手にすると、金属でありながらも製品からは温もりを感じとることができる。錫本来の素材が持つ熱伝導率の高さや、素材の柔らかさといった特性に加え、手作りという温かみが、そのような印象を与える。

錫寄 小濵友紀

錫製品を手掛けるメーカーの方に指導してもらいながら、独学で錫加工の技術を習得したという小濵友紀氏。学生時代に工業デザインを修学した経験を活かし、日常においても使いやすいデザインの錫製品を手掛けている。
錫製品を作る工程は、通常であれば溶かした錫を型に流し込む工程や、削る工程など、分業制で行われることが多い。しかし、小濵友紀氏は、全ての工程を習得しており、錫を溶かすところから仕上げまでを一人でこなす。

極めて高い熱伝導率

錫製品の最たる特長は、熱伝導率の高さにある。陶器と比べて1.8倍の速さで熱が伝わり、50倍の速さで全体に熱がまわる。冷たい飲み物を注げば、その瞬間から周りの熱を奪って表面に水滴が付くほど。だからビールや焼酎、日本酒などが美味しくいただけるため、酒器にはもってこいの素材。もちろん、水やお茶なども同様ですが、熱い飲み物の場合は全体が熱くなりすぎる場合もあり注意が必要。

水を浄化し、お酒の風味が増す

花器としても利用されてきた錫製品は、水垢が出にくく水を浄化する効果があります。そんな錫を酒器として利用することで、水の中の雑味が取り除かれ、酒は一層まろやかに。純粋に酒を楽しみたい人にはおすすめ。また、鍛金(たんきん)によって形作られる錫は、その表面に無数の溝があり、ビールを入れたときの泡立ちの良さも際立ちます。

人体には無害で安心

錫は他の金属と違い”さびる”ことがありません。毒性がない金属として昔から食器としても使われてきました。人体にとって有害ではないかと心配になる方もいますが、錫製品を使うことで、健康を損なう恐れは一切ありません。

使用の上での注意点

錫は金属の中でも柔らかい素材なので、落としたり強くぶつけることでへこんでしまうことがあります。ですが、割れることはありませんので、直すことが可能。また、熱伝導率が極めて高いため、直火で温めるとグラス自体が熱くなりすぎて、やけどする可能性もあります。もちろん電子レンジも利用できません。そういった錫の特性を理解した上で、錫グラスをお楽しみください。

錫寄の製品紹介

 

錫製グラス

【日本酒用の60ml,120ml】
日本酒派の人には、ぐい飲みサイズの60mlと120mlをご用意しました。

60mlタイプは八角。120mlタイプは五角。

燗酒、冷酒でも、どちらも美味しくいただけます。錫は酒の雑味を取り除くため、市販の酒も一級品に変わります。

錫のぐい飲みで日本酒をいただく、粋な飲み方はいかがでしょうか。

【焼酎用の160ml,240ml】
焼酎派の人には、ロックでも水割りでも使いやすいサイズの160mlと240mlをご用意しました。

160mlタイプ、240mlタイプともに十角。手に収まるサイズで持ちやすい。

ロックや水割りで飲むなら熱伝導率の高い錫がぴったり。グラス全体が冷えるため、中の氷も溶けにくい。さらに飲み口もひんやりして、非常に美味しくいただけます。

一度錫のグラスを使用すれば、もう手放せなくなるはず。

【ビール用の240ml】
ビール派の人には、350mlの缶ビールを2回注いでちょうど良いサイズの240mlをご用意しました。(ビールの泡を考慮して、2注ぎ分になります)

240mlタイプは底が六角、飲み口部分は円形になっています。

グラスの表面には、細かな溝が無数にありますので、ビールを注いだときの泡立ちは抜群。きめの細かい泡でさらにおいしく。

ガラス製のグラスよりも、まろやかなビールをお召し上がりください。

酒器としてはもちろん、水やお茶を飲むにもご利用いただけます。ぜひ錫で作られたグラスを使って、その魅力を実感ください。

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