ひよこ鑑定士…なんとも可愛らしい名前です。

ひよこ鑑定士は、ひよこの雄と雌を見分ける仕事をします。そんなの簡単じゃん!誰でも出来そう…と思うかもしれませんが、生まれてすぐのひよこの性別を見極めるのは至難の技だそうです。

正確には「初生雛鑑別師(しょせいびなかんべつし)」と呼び、民間資格のひとつなんです。
そして、世界でもひよこの雄と雌を見分けることを仕事にする人はいるそうですが、日本の鑑別師はトップクラスで判定間違いが少ないそうです。その正解率はなんと99.5%を誇るとのこと。
もはや職人の域ですね。

今回は日本のひよこ鑑定士について、ご紹介していきます。

日本がトップクラスの判定率を誇るひよこ鑑定

そもそもなんで鑑定する必要があるの?

まずはこれ。そもそもなんで雄と雌に判別する必要があるか?ということからご説明していきます。

ひよこの雌は成長すると卵を産みます。対する雄は、成長すると鶏肉として販売されます。
このように、性別によって商業的な目的が異なりますので、目的に合わせた飼育方法が必要になるのです。

ひよこも生き物なので、成長すれば自然とその見た目から性別が分かるようになりますが、品質やコストなどを考えると、できるだけ早い段階で性別を知っておきたいのです。

鑑定士によって雄雌を判定するのは、性別ごとに飼育方法が異なるためなんです。

どうやって性別を見分けるの

ひよこの性別鑑定は世界中で行われており、様々な見分け方が考案されています。

その中でも、日本生まれの鑑定法で、日本人が最も得意とするのが「肛門鑑別法」という手法。
一見すると見分けがつかないひよこの性別ですが、雄と雌で肛門にはある特徴が出るそうです。

判定方法は非常に難解で、多くの知識と経験が必要になるため、ここでの説明は割愛させていただきます。
とにかく、素人が肛門を触ったところで、何も分からないということです。

資格化して品質を守る

誰でも初生雛鑑別師と名乗れるわけではありません。

初生雛鑑別師となるには、初生雛鑑別師養成所に入所し、5か月間みっちりとひよこについての知識を深めた後、養成所を出ます。
しかし、養成所を出た後も、鑑別研修生として1~2年程、ふ化場で鑑別の研修を行う必要があります。

そうして最終試験に合格すると、晴れて初生雛鑑別師の誕生!

ちなみに、養成所への入所は25歳以下という基準があります。現在24歳という方はラストチャンスです!

初生雛鑑別師になってから

仕事場はヨーロッパ!?

ひよこの鑑定士は、ほとんどの場合ヨーロッパで働くことが多いそうです。
それは単純にヨーロッパでは非常に需要の高い職業だからです。

また、日本人の鑑定士はミスが少ないということで、ひっぱりだこなんだとか。

そのため、初生雛鑑別師になるには、海外で働くこともOK!という人じゃないと、厳しいのかもしれません。
言葉の壁もありますし、生半可な気持ちでは務まりません。

意外と高収入!?

実はこのひよこの鑑定士、意外と高収入だといわれています。

一部では平均して年収600万円ほど。多い人は1000万円を超えるとも言われていますが本当なのでしょうか。
いずれにしろ、就業場所によると思います。

確かに人数も少なく、誰でも簡単になれる職業ではないため、高収入だというのは頷けます。

まとめ

日本人が圧倒的にトップクラスの品質を誇る「初生雛鑑別師」という職業をご紹介していきました。
システムで管理された養鶏場でも、このように人の技が必要になる時もあるんです。

ちなみに、採卵用に飼育される白色レグホンという種類のニワトリの雄は、非常に肉質が悪いため、雄と判別されると、すぐさま殺処分となるそうです。
とてもかわいそうです…人間のエゴですね。

それでは、また!

最後の最後に

当ブログページを最後までお読みいただきありがとうございました。

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