日本で伝統的な遊びとして、昔から親しまれているかるた。
「犬も歩けば棒にあたる」といったことわざを題材にした、いろはかるたは有名ですが、百人一首も忘れてはいけません。

皆さんも一度は遊んだことがあると思いますが、百人一首は各地で大会が開かれるほどで、遊びというよりも競技として取り組んでいる人もいます。

というわけで、今回は日本の伝統的な遊びのひとつ、百人一首について、特集したいと思います。

百人一首とは

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小倉百人一首

百人一首といっても、その種類は様々です。
「武家百人一首」や「源氏百人一首」、「女百人一首」などがありますが、その中でも「小倉百人一首」が最も有名で、広く親しまれています。

今回の記事も、小倉百人一首について説明していきます。

百人の和歌を集めた歌集

百人一首とはその名の通り、百人の優れた歌人が読んだ和歌を集めた歌集のことです。

万葉集や古今和歌集などの歌集は有名ですが、小倉百人一首はそれらの歌集の中から素晴らしい歌を、平安時代に生きた公家・藤原定家が編纂したものなのです。

厳選に厳選を重ねて選んだ歌の集まりのため、どれも素晴らしい句ばかりで、その歌をきくだけでも充分に楽しめます。
和歌の傑作選といったところでしょうか。

歌がるたとして浸透

現在では歌集というよりも、歌がるたとして浸透しており、お正月に百人一首で遊ぶ光景は、風物詩にもなっているほどです。

和歌は通常五・七・五・七・七の31音で構成されています。そして、その31音は上の句と下の句に分けられます。
最初の「五・七・五」の部分が上の句となり、終わりの「七・七」が下の句となります。

例えば「あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ」という句であれば、「あきのたの かりほのいほの とまをあらみ」が上の句で、「わがころもでは つゆにぬれつつ」が下の句になります。

下の句だけが書かれた札が並べられ、読み手が上の句から読むと同時に、対応する下の句の札を取るのが歌がるたとしての遊び方です。

歌を丸ごと暗記していれば上の句の読み上げと同時に下の句の札を取ることができるため、いかに歌を覚えているかが勝敗の分かれ目になります。

全国大会も開催されています

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全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会

高校生による、百人一首の日本一を争う大会、「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」は、1979年より毎年開催されています。

もはや遊びではありません。大会のために必死になって特訓を積んできた者たちの真剣勝負です。

基本は各県から1校が出場し、全国一の高校を決めます。
中でも静岡県内は強豪校揃いで、2014年までの36回の大会のうち、24回は静岡県勢が優勝してます。

しかし、2008年の30回大会からは、東京都の暁星高校が連覇を続けており、2014年までで7連覇をしています。

白熱の百人一首。一度観戦してみたいです。

全国津々浦々で大会は開催されています

高校生の全国大会だけではなく、各地で百人一首の大会は開催されています。

一般社団法人の全日本かるた協会が、ネット上で全国で開催されるかるた大会をまとめていますので、気になる方は確認してみましょう。
年間では、約60もの大会が開かれており、名人戦、クイン戦、全国選抜大会、女流選手権大会などがあるそうです。

競技かるたの競技人口は100万人ともいわれており、皆さんも一度始めてみてはいかがでしょうか。

百人一首のいろいろな遊び方

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坊主めくり

百人一首の遊び方は、かるただけではありません。様々な遊びが考案されており、「坊主めくり」もそのうちのひとつです。

坊主めくりは、下の句が書かれている取り札は使用しません。上の句を読み上げるための読み札を使います。

読み札には、その歌を読んだ人物像が描かれています。
裏返しになっている読み札の束を、上から一枚ずつ取っていくもので、以下のようなルールになります。

男性が描かれた札を引いた場合は、そのまま自分の手札とする。
坊主(ハゲと呼ぶこともまれにある)の描かれた札を引いた場合には、引いた人の手元の札を全て山札の横に置く。
女性の札(姫)を引いた場合には、引いた人がそれまでに山札の横に置かれていた札を全てもらう。
蝉丸という人物の札を引いた場合、引いた人は一回休み。

裏向きの山札の束がなくなったら終了で、その時点で一番多くの札を持っていた人が勝ちとなります。
ルールも簡単なので、百人一首の歌を知らなくても、楽しめます。

源平合戦

源平合戦とは、散らし取りと呼ばれる通常の遊び方と似ているのですが、少し違う点があり、以下のようなルールになっています。

散らし取り同様に絵札と字札を分け、読み手を一人選ぶ。
百枚の字札を五十枚ずつに分け、それぞれのチームに渡す。両チームはそれを3段に整列して並べる。
散らし取り同様に読まれた首の字札を取る。このとき相手のチームの札を取ったときは、自分のチームの札を一枚相手チームに渡す。これを「送り札」という。
先に札のなくなったチームの勝ちとなる。

北海道では一般的に遊ばれているようです。

まとめ

日本の百人一首はいかがでしたか。
美しい和歌の響きが遊びにもなるって素敵ですよね。

海外にもかるたのような遊びはあるのでしょうか。
詳しい人教えてください。

それでは、また!

最後の最後に

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