プロフィール

名前    山口奈保美
年齢          30歳
出身    愛知県
職人歴   1年

「今の子ども達に飴細工の面白さ、素晴らしさを伝えたいと思い、始めました。もっと腕を磨いて、介護施設や幼稚園で、実演もしたいと考えています。」

独学で日々飴と向き合い、腕を磨き続けている。

子ども達に楽しんでもらいたいという強い気持ちを胸に、飴細工職人への道を歩み始めた新米職人。注目です!!

職人インタビュー

Q1.飴細工職人を目指したきっかけ

飴細工職人って、非常に変わった職種ですよね。
なぜ飴細工職人となったのでしょうか?

きっかけはテレビで飴細工を見たからです。
「やってみたい!」と急に思い立って、飴細職人になる為にはどうすれば良いか、調べ始めました。

私も飴細工を初めて見た時は、驚きの連続でした!
実際、どうやって技術を身につけたのですか?

殆んどが独学です。

どこかに弟子入りしたという訳ではなく、色々な飴細工師さんの作品を見ながら、見よう見まねで作っています。

Q2.独学と言うことで、苦労した事はありますか?

独学ということで、苦労される事も多いかと思います。
一番大変だったことはありますか?

飴を炊く事です。

最初は、小さい鍋で飴1個分位の水飴を火にかけたりしていました。
でも中々上手くはいきませんでした。

でも今はしっかりとこなしていらっしゃいますよね。
何かきっかけがあったのでしょうか?

苦肉の策で、古くからある飴屋さんに飴について教えて頂けないかと尋ねました。突然訪問したにも関わらず『丁度、千歳飴を作る時期だから見においで』と言ってくださり、お話を聞かせて頂けました。
その後は、思考錯誤しながら繰り返すうちに段々と自分流に飴を炊ける様になりました。

Q3.飴を「炊く」のは難しい

飴を「炊く」というのは面白い響きですよね。
飴を炊くのは、難しいものなんですか?

私は飴細工において、一番難しいと感じました。
飴細工をしたいと思っても、そもそも細工をする飴が用意出来なければ何ともならないですもんね。

ただ飴を温めるだけと思っていましたが、違うんですね!
どういったところが難しいものなんですか?

材料だけでいえば、砂糖と水飴を使うシンプルなものですが、その配合は日々変化していくんです。

冬や夏などの季節により飴を炊く温度を変えて、自分が作業しやすい飴を作る必要があります。私は1度刻みで変えていますが、丁度良い温度を探すのが難しいです。

毎日気が抜けませんね!
そうなんですよね…。
失敗してしまうと、せっかくの飴が無駄になってしまうので。
美味しい飴を炊ける様に、日々勉強です。
日本の方は、皆勉強熱心と言いますが、職人さんはもっと勉強熱心ですね!流石です!

Q4.ご家族の反応

山口さんは、思い立ってすぐに行動され始めたとのことですが、ご家族の反応はいかがでしたか?

今までも、パン屋、雑貨屋…色々な事をしたいと言っていたので、
『今度は何屋さん?』くらいに思っていたと思います。

でも、今は夫や子ども達にも応援してもらい頑張れています。

素晴らしいご家族ですね!
子どもさんは、飴細工を見せるとすっごく喜ばれるんじゃないですか?

子どもも飴が大好きです。
私が飴を作っていると、欲しがるのでちょっとだけ飴を口に入れてあげます。

素敵!
母親が飴細工職人だなんて、自慢のお母さんですね。
いえいえ、まだまだ半人前なので。
でも、子ども達が喜ぶ顔が一番嬉しいです。

Q5.職人道具を用意する

飴を炊くお鍋だったり、飴を造形するハサミだったり、職人さんが使う道具は沢山ありますが、こうした道具はどうやって揃えるんですか?

色々と調べましたが和の飴細工専用の道具は、見かけませんでした。
ですので、お鍋やハサミなどは、何度か買い直し使いやすい物を探しました。

そうなんですか!
自分に合う道具を探すことも大変ですね。

1つ1つ道具を見つけるのも、また楽しい時間です。
見つからないものは、夫に作ってもらったハンドメイドです。

温かみのある道具箱だと思いました!
一から作ってもらったんですか?

色々な飴細工師さんの道具を見たり、自分で考えたりしておおよその完成図を元に夫が図面を書いて作ってくれました。
道具一つにしても、家族に支えられていますね。

Q6.飴細工のデザイン

山口さんの作る飴細工は、とても可愛らしいものが多くて、目を奪われました。

飴細工らしい、かっこいい飴細工を作りたくて勉強中です。
かっこいい飴細工を作ってみても、不思議とこじんまりした感じになってしまいます。

女性らしさが感じられて、とても良いと思います!

ありがとうございます。
本当にすごい飴細工師さん達がたくさんいらっしゃるので、少しでも追いつく事が出来るよう日々勉強です。

職人 Times をご覧の皆様へメッセージをお願いします

飴細工職人としてはまだまだ未熟者ですが、これからも精進していきますので、何卒宜しくお願いします。

子ども達は勿論、世界中の人々にも、日本の飴細工の素晴らしさを知って欲しいと思います。

体験や教室も承っていますので、一緒に練習していきましょう。

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