単彩濃淡の大人な”渋さ”

名古屋友禅とは、愛知県名古屋市を中心に300年以上も昔から伝承されてきた伝統工芸品です。友禅といえば「京友禅」「加賀友禅」が注目されますが、花鳥風月などの古典的な模様、淡彩濃淡の素朴な色彩が醸しだす”渋み”は、名古屋友禅の特長といえます。

単彩濃淡とは…

名古屋友禅は、一見色彩豊かに映る染色も、用いられている色は実は非常に少ないのです。故に単彩濃淡と呼ばれ、色数を抑えつつ、見る人を魅了する華やかさがあるのです。これらの写真を見ていただくと、三色ほどしか使用されていないことがわかるかと思います。

最高級の手描き友禅

友禅には手描友禅と型友禅があります。型友禅は伊勢型紙などを用いて絵付けを行い、手描友禅はその名の通り全てが手作業です。職人の腕の差が出ると同時に、非常に手間もかかりますが、質感がまるで違います。そのため、職人が一点一点描いた反物は最高級品として扱われます。

伝統工芸士 堀部満久

手描友禅専門店「堀部工房」。中学生の頃から名古屋友禅の道へ入り50年以上。名古屋市友禅黒紋付協同組合連合会理事、名古屋友禅工芸協同組合理事長。
「これまでやってこられたのは、必死に努力してきたからこそ」と堀部氏は語る。先代と考案した染色技法は特許も取得。まさに名古屋友禅のこれからを担う存在。

 

 

友禅工房 堀部

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