着物文化に欠かせない”型紙”

伊勢型紙とは、着物の布地に模様や柄を染めるための原版であり、染色用具の一種とされています。日本で1000年以上の歴史を持つとも言われています。柿渋を和紙に塗って重ね合わせ、燻して硬化させた”渋紙”に職人が彫刻刀であらゆる模様を彫りぬいていきます。

伊勢型紙の職人は減少傾向

伊勢型紙の職人は年々減少傾向にあります。大きな理由の一つとして、衣服文化の変化による、需要の低下が考えられています。しかし、伊勢型紙の職人が持つ技術と、伊勢型紙の魅力は決して失われたわけではありません。

芸術品としての評価

昨今の伊勢型紙は、型紙としてだけではなく、一つの芸術品として世界から注目を浴びています。そのため、伊勢型紙を額に入れてインテリアとしてコレクションする方も増えています。切り絵作家をテレビなどで見かける機会がありますが、「切り絵」技術も元をたどればこうした型紙文化があったからこそ。いわば伊勢型紙は切り絵アートの元祖ともいえる存在なのです。

京彩会 髙津京子

伊勢型紙の職人となって40年以上のベテラン。伊勢型紙「京彩会(きょうさいかい)」の会長を務め、愛知県犬山市を拠点に創作活動を行っている。
伊勢型紙を後世に伝えるため、教室や実演を行い、80歳を過ぎた今も、伊勢型紙の普及活動に取り組んでいます。

 

 

髙津京子作品

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